3/11/2016

Watts Towersへ行こう



ワッツタワーへ行こう~

10年以上ぶりに来ましたワッツタワー
しかも初めてツアーで園内に潜入しまーす

びわ湖タワーじゃないよ、ワッツタワーね。
びわ湖タワーへいこー!そんなコマーシャルあったよね(懐)

ワッツ市といえば、ロサンゼルスの中でもかなりゲットー、
ゲットー中のゲットーwですが、ここは安全でしたよ
ま、ここまでに来る道のりは気を付けて下さいね


ワッツタワー前のセンターでツアーのチケットを購入します
キャッシュオンリーで1人$7、30分毎にツアーがはじまります
時間はサイトでチェックしてくださいねー

ちなみにツアーに参加しなければ、ワッツタワーの中には入れません


6人の団体さんと私でまわります
15分園内を見て、そのあとセンターに戻って15分ビデオを見るらしい
15分。。。みじかない?


このワッツタワー、1920年代にイタリア移民の肉体労働者
サイモン・ロディアが
なんかアメリカででっかい事をやってやるぜ!と思いつき
自分の購入した土地に作り上げたでっかい塔なのです

まあ、すごいのがここから
材料は廃材やごみなどのリサイクル
電気を一切使わない手法、そう今流行りのエコでハンドクラフト
溶接をしない鉄筋をセメントで固め塔を作り
塔アートの完成までにかけた年月約30年!!

その塔の数はなんと14本!!

一番高い塔は30メートル!!
この高さなのに足場は一切使わず、塔に登りながらアートを作成!!

もっと驚くのがこの塔が完成して間もなく、この土地を去る!!
OMG!クレイジーすぎる


そしてまた驚くのがここを去った理由
近所の人に変人扱いされ、いじめられていたかららしい
ええええっ、そんな理由で!!ってか完成までに30年ですよね、いまさらっ??
こんなすげーものを造っている割にはガラスのハートだったんですねぇ~


タイルのモザイクアートにその繊細さが表れてるのかなー
ってか装飾デザインが乙女だよねー
肉体労働者とはかけ離れてるよ、乙女すぎる






かわいいなータイル、配色も素敵

ゆっくりじっくり、タイルやアートを見ていきたいのだけど
ガイドさんはずんずん先に進み、写真をじっくり撮る暇もなく
まあ、後の自由時間でゆっくりタイルのデザインみたり
写真とればいいやと思って写真を撮る手をやめ
ガイドの話を聞いていたら、さーみなさん出ますよーって!!

まーじー、自由時間ないのかよーーー
ええ、早すぎるーもっとじっくり見させてくれーーー

ということで、このツアー、アートをじっくり見れませんw

でもツアーに参加しなければ、タワーは見れないので
お勧めのツアーの参加の仕方ですが
行く前にネットでワッツタワーの事を下調べし
ツアー当日はガイドの話は流し聞き、
自分のペースでアートを観ることをお勧めしますw

まじ15分ではみきれない、浸れない

そだねー、次行くときはお客がわたしだけの時を選んで
ガイドはいいから一人で見させて欲しいと頼もうと思うw

そうそう、サイモン・ロディアがここを去った後
取り壊しの危機があったみたいだけど
アート団体たちの支援で保存されることになり
アメリカの歴史的建造物に認定され今に至るんだって

そういえば、サイモン、当時はワッツのこの土地以外に
ビバリーヒルズにも土地を持っていたらしい
ビバリーヒルズではちょっとあれなんで、ってことで
ワッツにこの塔アートを立てたらしい
めちゃ常識人じゃんw、ってか意外に裕福w


しかし、夢だったでっかいことやってのけたね、サイモン!!
いい意味でクレイジー!