9/20/2012

モロッコ買い物事情 1

ただいも。
さっきLAに戻って参りました

モロッコでは1日5回、町のスピーカーから流れてた
アル・アザーン(礼拝しましょうの合図)の音楽が
最初は不気味で怖かったんだけど今となってはすごく恋しい、

もう鼻歌できるくらい耳に残ってます、

お疲れかと思いきや、飛行機の中でがっつり寝てしまい
夜の12時を回った今でもおめめパッチリ☆
時差ぼけでまだ寝れそうになので買い物事情でもアップします


ジャマ・エル・フナ広場

ここはメディナの中心部に当たり、夕方になると食べ物屋台や大道芸人たちが集まり
もう、お祭り騒ぎ。世界中の人が集まってるんじゃないの?ってぐらい集まります
この辺りを囲んでスーク、市場や職人街が迷路のようにつながっています


新スーク、スパイスからモロッコ雑貨、何でも売ってます
そしてすっごい人とすっごい店の数
店の数だけ呼びこみをする男や子供がいるので
もう、すっちゃかめっちゃか、てんやわんや。

日本人観光客が多いのか、客引き以外の道ですれ違う一般の人までも
私に「にっぽーん、にっぽーん」「じゃがいも」
「こんにちわ」「ビンボービンボー」って声をかけてきた

最初はまじうっとーしいんですけど。、と軽くイラついてたけど
アメリカでも知らない人と目があったら「ハーイ」と挨拶をするし
外国の人とどこかであった時にその相手の国の言葉や単語を知っていたら
使ってみたい気も分かるので、滞在2日目からは
なんの先入観もなく現地の人と「こんにちわ」と挨拶を交わせるようになった

呼びこみも「いらね」「もう買った」って言えばしつこくはないし、
しつこくて「見るだけでいいから」と言われても「ハイ、1秒見ました、ハイさようなら」と
すれば相手は笑って「じゃあ、また来てよ、」で流してくれた。







新スークの後ろは職人系のスークがまたまた迷路のよう
ゲトーな雰囲気で若干びびります、、

こんな感じで、鍛冶屋、生地、絨毯、衣類、スパイス、革職人のスーク
衣食住の全てに関わる市場がここに集まってます

このメディナがマラケシュではメインのショッピングスポットになるんだけど
商品には値札がついてない、なので買い物をするときはお店の人と交渉をしないといけない。

スターティングプライスはローカルの人よりも多分5-10倍は高く言ってくる。
お店の人と5,6ラリー程やりやった後、で、いくらだったら買うの?
最終希望価格を聞かれる。オイッ、ってか今までのやり取りは何だったの!!!
そしてその後また何ラリーか続く。多分ほとんどの場合は買い手が折れるんだと思う。
もう、めんどくせぇよ、つって。
っだって、ほんとまじめんどくせんだもん、おやじもコワいし。

人込みの多いスーク、多くの客引き、慣れていない通貨と商品の相場も分からない
お店の人のエナジー、パッションっていうかテンションがとにかく高い、。

だから初めの頃はこのやり取りに疲れてしまって買い物恐怖症に。
こんなに買い物好きの私が買い物恐怖症なんて、、ありえない。

まず商品の相場が分かんないのに、どうやって値段決めればいいわけ?
でもこれは欲しいんでしょ、いくらだったら買うの??
他の人は同じものをいくらで買ってるの???

ってイライラしながら自問した時に気がついた。
私って普段買い物するときに誰かが決めた値段で何の疑いもなく買ってきてた。

他の人はいくらで買ったんだろうっ、、他の人と同じ値段か安くで買いたい。

アアァァ、私って今まで誰かが決めた物事や価値感にのっかって生きてきたんだ、、
きっと、モノや価値観だけじゃなくいろんなことも。
世の中のルールに気がついたときにコワいと思った、わたし自分がない。。

世の中は全て幻想と幻覚なんだね。って思った

同じグラスを100円で買う人もいれば1000円で買う人がいてもいい
他人と比較しなくてもいいし、価値は自分で決めればいい

気付きがいろいろありました。